極悪でニヒルで鼻につく

なのに、好きな人の前では少年で。
ハルタに掲載されているルドルフ・ターキー(作者:長蔵ヒロコ)に最近はまってます。いやぁ~こういった感じのジャンルは、もともと大好きなので、香月がはまらないわけがないのですが。
時代は1950年代、舞台はアメリカ合衆国の架空都市ゴンドランド。乾燥した砂漠の街です。
ドンパチあり殴りあいあり金で人を動かすのあり。という、ここだけ聞くとマフィア!?ってなりますが、主人公はゴンドランド市長代理のルドルフ・ターキー。大金持ちの俺様系。何をやってもできてしまうオールマイティーな人。が、現市長の不在中に代わりに市長業をしています。
まあ、ルドさんがハチャメチャなお方なので、だいたいは金とドンパチと爆発で問題を解決しますが。
そして、魅力的なのは、ルドさんだけではありません。ルドさんの秘書であるモモコとエグマ君。ルドさんの悪友であるヴェオさんとペイルさん。そしてルドさんの想い人のラパン姐さん。彼らはルドさんを支え、時には叱咤し、一緒に戦ったり、ととてつもなくかっこいいのです♪
ちなみに香月は、秘書であるモモコとエグマ君が大好きです。
特にモモコは日本人なので周りとの身長差が可愛い。ラパン姐さんのお胸に顔が埋まるので、モモコは150㎝台なんでしょうね。でも、小柄ながらも家柄が家柄なので、日本武術を嗜んでるので結構強い。仕事もきちんとこなす秘書としてすごい人です。
ルドさんに好意を持ってもいますが、モモコの素敵なところはルドさんとどうにかなりたい。というわけではなく、ルドさんとラパン姐さんがうまくいくことを願って、秘書としてルドさんを支えられたらいいというところ。またモモコはラパン姐さんとも仲が良いので、二人で仲良くしてる絵が見れるのはたまりません♪
エグマ君は、マジ可愛い。エグマリヌは戦争孤児でもともと名無し、ルドさんに拾われた身の上。普段は天然でホワホワしてる彼ですが、やはりルドさん付きなので、格闘・銃撃はかなり強い上に仕事もきちんとこなす人です。でも、過去のせいか自己評価が低いです。
また犬系属性・腹黒・後ろ暗い過去持ち。ルドさんが傷つけられるとキレます。ぶちギレます。これは話の核心をつくことでネタバレになるので、伏せておきますが、キレることには理由があります。5巻・6巻で言われた理由、刷り込みのせいで壊れてる黒いエグマ君の歪んだ笑顔が印象的でした。
6巻でに描かれた理由。人間模様に5巻途中までの楽しかった日々は良い対比でしたね。楽しかった日々は、幸せでマジで四季で言えば夏真っ盛りでした。7巻で最終巻となるのですが、今からドキドキが止まらないです。
あと、長蔵ヒロコ先生の絵は、Gペン特有のかなり硬質でかっこいいので、そういった絵が好きな方にもオススメです( 〃▽〃)